フランスでは増税が相次ぎ、国民の不満が高まっている。
今年の秋、フランス人の友人たちが嘆いていたのは
不動産税。市役所からとどいた通知が昨年と比較して
べらぼうに高く、仕事を休んで確認に行ったという。
すると「間違いありません」との答え。「ひどいと思う」
というのが国民の声。
憲法会議(Constitutional Council)は29日、年収100万ユーロ
(約1億4400万円)を超える高額報酬に対して75%の税金を企業
に課す提案を承認した。
だが企業に75%の税金をかけるとなれば企業は国外へ拠点を移す
可能性も高くなるだろう。この課税、経営者にとっては頭が痛い
お年玉になりそうだ。